すでに遺伝研ABS学術対策チームのMLで取り上げられていますので、多くの方がご存知かと思いますが、違法に取得されたムカデの新種記載がScience(2月10日)で批判されています。
2021-03-06
2021-01-13
ABSに関連した論文撤回(retraction)2報 の続き
ABSに関連した論文撤回(retraction)2報 の続きです。
前回紹介した論文のうち韓国人著者らのクワガタ再分類について、なぜ著者らが撤回にいたったか改めて考えてみました。(水生昆虫の新種記載については契約違反(許可証で許可されていなかった行為(論文出版))ですので、撤回は理解しやすいです。) サバ州が、州法を域外適用させたことも驚きですが、韓国がその域外適用を受け入れて論文を撤回したのであれば、なおさら驚きです。
2021-01-04
2020-10-14
生物採取で逮捕される二つの異なる理由
海外で生物を無許可採集した日本人が現地で逮捕される事件を時々ニュースで見ます。
職場で紹介するために、このような違法採取のニュースがあれば調べてみます。まず気付くのは、現地では実名報道されていることですね。日本では、たいてい名前なしで報道されていますが、現地メディアのウェブサイトでは実名に加えて顔写真が出ている場合もあります。
2020-05-19
遺伝資源の不適正取得に関する事件
論文を書かずとも簡単に自分の意見を表明できるのがブログのいいところですね。
遺伝資源の不適正な取得は時折ニュースになります。特に日本人が逮捕された場合は、テレビでも報道されますので、気付きやすいです。これらは単純に窃盗に近い方法で遺伝資源を取得したことによって逮捕されている例が多いようです。ABS的な考えの普及により、生物の取得は許可制になっている国が増えています。ABS的には普通種も法規制の対象です。
今回はタグをABS事故事例にしました。このタグでの初投稿は、私が最も衝撃を受けた事故事例を紹介します。
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